2009年5月6日水曜日

CS4プォトショップのRawの使い方No.4/明るさと彩度の調整






CS4フォトショップでRawのデータを明るさと彩度を調整する。
 この調整の項目は、ブリッジからRawの画像データを開いた作業で行う。この使い方の最初の項目を見て頂きたい。
 開いた画像の右の項目に明るさを調整するスライダーがあるので、そこの▶印をクイックしながらドラックして、▶の印を動かすか、数値を入力して画像を変化させていく。明るさが全体的に変わるが、露出を変化させるのとは変化の具合が同じようで違いがある。その違いは、実際に比べてみると解るが、露出は、画像全体の要素を含めた影響を及ぼすが、明るさは、全体的な明るさを上げる作業である。似ているようで違いがあるので気をつけたい。
 その下にあるコントラストは、全体の色合いのハッキリさせるもので、コントラストを上げることで画像の処理は、決まってくるので、この項目の処理は丁寧に行いたい。Rawのデータの処理にはこのコントラストの処理は欠かせないものだ。この処理で画像のイメージが決まってくる。コントラストの処理は、強く掛けると全体の階調が狭くなってくるので、画像全体を見ながら調整していくのが良いと思う。
 写真で画像の抜けが良いという言葉は、この事柄が関係してくる。
 次の明瞭度は、コントラストと鮮やかさをコントーロールするような微調整である。写っているものがはっきりと見えてくる画像作用がある。
 自然な彩度のコントロールは、彩度をマイナスにすれば、色のデータがなくなり、全体がグレーで表現される。+の方向へ極端に動かすことで彩度の変化が大きくなり、自然に見えなくなる。
 その下の彩度は、自然な彩度のコントロールより変化が少ない。自然な彩度は変化の量が多いようだ。
 この右側のコントロールで画像全体の調整を行い、Rawの画像を整えていく作業になる。

2009年5月5日火曜日

フォトショップCS4の使い方 No.3





露出補正から黒レベルの画像の説明と変化
 露出補正は、露出の▶のスライダーを左右に動かして+−に動かして調整していく。カメラのビット数により調整出来る範囲は決まっているが、±0.7程度の範囲で調整することが画像の劣化をうまない範囲になるのを目安として調整することに心掛けると奇麗な画像を調整出来る。
 次にその下にある白トビ軽減であるが、白く飛びそうなデータを白くならないように調整する機能であるが、データの白い部分が完全に白でデータが残っていない状態では白トビを押さえることは出来なく、白の部分にグレーの色かぶりが出るだけになる。ビット数の範囲で、露出補正をしたときに色がデータとして残っていれば何とか問題はないようである。目安としては色かぶりが出ないように調整するのがコツだ。
 その下の補助光補正は、暗くつぶれている部分をこの補正でフラッシュを当てたような補正が出来る便利な機能で、暗い部分を明るくする微調整が出来る。この補正は、良く使用する補正の一つである。あまり掛けすぎると暗部のコントラストがなくなり、コントラストの欠けた画像になるので注意したい。
 その下にある黒レベルは、黒のコントラストを調整するものである。補助光補正して、コントラストがなくなった部分をこの黒レベルで調整するのがベストな選択で、自分のイメージにあった黒のレベルを調整するのがこの項目である。

2009年5月4日月曜日

フォトショップCS4の使い方 No.2






デジタルカメラのRaw画像のホワイトバランスをCS4で簡単に変更する。
 CS4でRawの画像の基本的な操作を順に追って紹介していくことにする。始めにホワイトバランスを簡単に変える手順から説明していく。
 これはBr「ブリッジ」から画像を選択して画像を開いておくと、画面の右上にホワイトバランスを変更するところがある。Rawの画像は基本的にはホワイトバランスは設定されていない状態なので、自由に変えることが出来る。変えても画像の劣化はない。基本補正の下にあるホワイトバランスの横にある上下の矢印をクイックして、撮影の条件に合わせて設定することも出来る。撮影時の設定を任意に変えることも出来る。
 ホワイトバランスのスラーダーにある▶をクイックしたまま動かすと色温度の数値が変化する。色温度とは何んであるかは、金属が高熱で燃えている状態から冷えきるまでを温度で表した色の状態のことで、高い状態が白色から青い色になり、赤黄色、赤色、黒色と変化するのを表したもので、フランスの物理学者のケルビンがその基準を作ったもので、°Kがその単位で表しているもので、ケルビン温度という呼び方をしている。
 画像が青みがかっていたらば、その画像は色温度が高い状態で、赤黄色であれば色温度が低い状態になっていることを表している。このスライダーの調整で自分の色を意図的に変化させることも出来るので、基本の色の変化は、この部分だけでも覚えておくと良い。
 また、その下にある色かぶり補正は、少しカメラのレンズや照明の影響で色が画像についてしまったときにその補正をする機能で、人物のときの顔に少しだけ赤味を着けて、奇麗な色合いに微調整するときのもの。この操作も▶をマウスでドラックして動かすと画像が変化する。プレビューにチェックを入れておけば画像の変化が確認出来るので、チェックしておくと良い。
 難しいことといえば、その撮影状態がミックス光になっているときの状態が画像に反映されてしまったときである。例えば、太陽光と日陰になっている青く陰になってしまう画像は、太陽光が当たっている状態よりも日陰になって青く写っている状態のもの状態の方が色温度は高い状態にあることになるので、撮影のときに青くなる面積が大きくなるか、気にならない程度のものなのかで、画像の状態を総合的に考えて選択をしていくのが一番いい方法だと思う。



2009年5月2日土曜日

フォトショップCS4をブリッチから起動する。CS4PhotoShopNo.1





フォトショップCS4の写真の編集のブログです。No.1


 フォトショップCS4をブリッチCS4から立ち上げる。ブリッチは、CS4のファイル形式を読んで、そのファイルを呼び出すビュアーソフトである。カメラを読み込んだ画像なので、画像をクイックするとフォトショプが立ち上がる。


 カメラのRawのデータをダイレクトに選択して、フォトショップ呼び出しながら、画像を開く。ひらいたフォトショップのRawの画像の編集の画面が出てくる。CS3との大きな違いは、ブラッシで補正したい画像をなぞり、そこの部分がマスク画像に変わり、そこに変更を自由に手が加えられることだ。このブラッシの追加により、格段に精度と補正の変化は格段に早くなった。


 Jepgから画像にマスキングをすることはできるが、このRawデータの編集機能は、Rawのデータを編集していくので、画像の劣化を最小限に防ぐ機能だ。今までのマスキングの機能もより直感的な作業で簡単に行われるのでこの説明からしていこうと思う。


 このソフトが発売されてから、このソフトの大きな変化がなく、バージョンアップの評判が悪かったし、このソフトの解説本もこの機能を丁寧に説明している本がないので解からなかったのだが、この機能だけをとっても私の作業は、その価値がある機能である。


 No1から説明は始まることにする。次のレポートをお待ちいただきたい。