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デジタルカメラのRaw画像のホワイトバランスをCS4で簡単に変更する。
CS4でRawの画像の基本的な操作を順に追って紹介していくことにする。始めにホワイトバランスを簡単に変える手順から説明していく。
これはBr「ブリッジ」から画像を選択して画像を開いておくと、画面の右上にホワイトバランスを変更するところがある。Rawの画像は基本的にはホワイトバランスは設定されていない状態なので、自由に変えることが出来る。変えても画像の劣化はない。基本補正の下にあるホワイトバランスの横にある上下の矢印をクイックして、撮影の条件に合わせて設定することも出来る。撮影時の設定を任意に変えることも出来る。
ホワイトバランスのスラーダーにある▶をクイックしたまま動かすと色温度の数値が変化する。色温度とは何んであるかは、金属が高熱で燃えている状態から冷えきるまでを温度で表した色の状態のことで、高い状態が白色から青い色になり、赤黄色、赤色、黒色と変化するのを表したもので、フランスの物理学者のケルビンがその基準を作ったもので、°Kがその単位で表しているもので、ケルビン温度という呼び方をしている。
画像が青みがかっていたらば、その画像は色温度が高い状態で、赤黄色であれば色温度が低い状態になっていることを表している。このスライダーの調整で自分の色を意図的に変化させることも出来るので、基本の色の変化は、この部分だけでも覚えておくと良い。
また、その下にある色かぶり補正は、少しカメラのレンズや照明の影響で色が画像についてしまったときにその補正をする機能で、人物のときの顔に少しだけ赤味を着けて、奇麗な色合いに微調整するときのもの。この操作も▶をマウスでドラックして動かすと画像が変化する。プレビューにチェックを入れておけば画像の変化が確認出来るので、チェックしておくと良い。
難しいことといえば、その撮影状態がミックス光になっているときの状態が画像に反映されてしまったときである。例えば、太陽光と日陰になっている青く陰になってしまう画像は、太陽光が当たっている状態よりも日陰になって青く写っている状態のもの状態の方が色温度は高い状態にあることになるので、撮影のときに青くなる面積が大きくなるか、気にならない程度のものなのかで、画像の状態を総合的に考えて選択をしていくのが一番いい方法だと思う。
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